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論文

放射線防護・医学分野で用いられる放射性核種の崩壊・放射線データ

遠藤 章

日本原子力学会誌, 43(12), p.1191 - 1194, 2001/12

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Nuclear Science & Technology)

放射性核種によって人体が受ける被ばく線量を計算するためには、その核種の半減期,放出される放射線のエネルギーや放出率のデータが必要である。これらのデータとして、国際放射線防護委員会(ICRP)が1983年に公刊したICRP Publication 38(ICRP38)のデータが利用されている。本稿では、このICRP38に焦点をあて、これが編集された背景やこれまでの利用、そして、現在計画されているICRP38の改訂の動向などについて解説する。

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